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美術工芸科・授業紹介 「映像表現」/3年

今回は3年の「映像表現」です。

映像表現はグループに分かれてショートムービーを制作し、卒業制作展で公開します。
昨年は「The Hunting Eye」「Friend」「パレットメモリー」「美少女バトル」の4作品を公開しました。
これは「Friend」の一場面。近所のバス停で撮影しました。これらの作品は卒業制作展作品集に付いているDVDに収録されていますので是非ご覧ください。また毎年「ぴあフィルムアワード」にも出品しています。

そんな映像表現の授業ですが、1学期はその準備課題として「アフレコ」を行っています。4人ぐらいの班に分かれて、ある映画の1場面(2分程度)に音を入れなおすという課題です。映像の音には効果音やセリフ、環境音、音楽などがありますがそれを録音するわけです。

ー映像体験の半分は音だよー

これは「ようこそ映画音響の世界へ」という映画の冒頭に出てくる一節です。映像表現というと映像/視覚のイメージが強いですが音/聴覚もとても重要です。

これは足音を録音しているところです。Foley(フォーリー)という映像に臨場感を与えるために効果音を作る作業です。
https://www.youtube.com/watch?v=QFoq6LUKvSY
↑この動画を見ていただくとどういう作業かわかると思います。フォーリーアーティストというこれを専門にしている人もいるんですね。
これはセリフを入れています。声優さんにあこがれる生徒もいるようで、毎年意外な?才能を発揮する生徒が現れます。

この作業をしていると、映像編集ソフト(Adobe Premiere Pro)で音声クリップを切ったり繋いだり、エフェクトをかけたりと大体使いこなせるようになります。


これは音楽班です。音楽もまた映像表現の重要な要素ですが、市販の楽曲を使うと著作権の問題もありますので自分たちで作ろうという方針です。
音楽制作ソフト(Sonar professional)で打ち込みをやり始めたところです。ソフトの使い方を知ると何かしらの音楽経験があれば曲ができるものです。

この後、アイディアを出し合い脚本を考えます。2学期には台本を作って撮影という流れになります。

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