「素描」を紹介します。
素描(そびょう)とはデッサンのことです。デッサンは鉛筆や木炭などを使って、対象となるモチーフを描きます。目の前のモノを白黒で描くというシンプルなことですが、構図を決め、形態や位置関係を正確に捉え、質感や陰影をよく観察して描くというとても奥が深いのです。美術工芸分野では形態の把握や空間認識の基礎練習と位置付けられていて、美術系の進学には必ずと言っていいほどデッサンの実技試験が実施されています。
美術工芸科では1・2・3年と全学年でこの「素描」の授業が実施されています。
1年生はまず鉛筆削りからスタート。鉛筆をカッターで削るなんてもう美術分野の人しかいないのではないでしょうか。でもこの鉛筆削り、デッサンを描くために必要なのですが、モノ造りの基本じゃないかと感じることがあります。
モチーフは超シンプルに木の角柱!最初はここからです。簡単そう?でも結構難しいですよ。
2年生は石膏デッサン、だいぶ進んでいますね。
3年生は「静物」です。それぞれの技量に合わせてモチーフが組まれています。
志望校がハッキリしている生徒は、その出題傾向に合わせた課題に取り組んでいます。
「素描は」週に2時間の授業で、学期の終わりごろに講評会があり良い点はどこか、どこを改善するべきかなどのありがた~いお話があります。
またその頃にアップしたいと思います。
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