1月8日、さわやか県民プラザにて第12回千葉県高等学校軽音楽コンテストが行われ、夜舞詩(よまいごと)が出場しました。昨年度は予選で負けてしまい悔しい思いをした大会だったため、気持ちはどのバンドよりも強かったと思います。
曲は作詞/作曲馬場さんのオリジナル曲『龍が生きる夜』を演奏しました。この曲は馬場さんが描いた絵をもとに作詞した曲で、3ヶ月間3人で練習してきた曲です。冬休み中には誰もいない体育館でステージングを確認するほど磨いていました。文字通り朝から晩まで努力していたと思います。
体育館での様子です。
ギターボーカルの岡田さんはコツコツとプロの曲を研究し、書き付けたノートのページは100ページを越えました。
ベースコーラスの馬場さんは繰り返し反復練習し、曲を身体に染み込ませました。右手の指には練習の成果が表れています。
ドラムコーラスの山岸さんはボーカルを前に出す工夫とキレのあるタム回しを練習し、曲に強弱をつけました。
審査員の先生方からは歌詞の世界観と力強さ、ステージングを評価して頂き奨励賞(66バンド中4位)を頂きました。本人たちは納得のできる演奏ができず悔しそうにしていたのが印象的です。これからも一緒に頑張っていきたいと思います。
応援に来て下さった保護者の皆様、ありがとうございました。
最後に歌詞と、曲の元になった馬場さんの絵を載せます。
『龍が生きる夜』
光飲んで宵を招く
そうして龍は生きている
星を纏い月を欠いて
龍は夜に生きている
どうせおとぎ話
幻想、妄想だと言われても
たしかに僕は見た
月光喰らうあの黒い背を
ずっとずっと追って(Ah ah)
百回千回何度だって夢を見た
月光喰い荒らし舞う龍の背(Ah)
何回だって届かなくても手を伸ばす
あの黒い影の尾を掴むまで
光巻いて宵を飾り
そうして龍は息をする
星を縫って月を背負って
龍は天の覇者となる
愚者の戯言嘘じゃない天で
龍は確かに生きている
焦がれ続けるあの黒い背は
ずっとずっと遠く
百回千回何度だって夢を見た
百回千回何度だって夢を見た
月光喰い荒らし舞う龍の背
百回千回何度だって夢を見ても
褪せることはない
Ah(百回千回何度だって夢を見た)
月光喰い荒らし舞う龍の背(Ah)
何回だって届かなくても手を伸ばす
あの黒い影の尾を掴むまで
光が影を喰らうその日まで