先日7名が出品した第73回学展の結果が発表になりました。
3年の山下乃野葉さんが高校部門最優秀賞、同じく3年の杉野碧澄さんが青木昭夫審査員賞を受賞しました! 山下さんは1年次入賞、2年次優秀賞、そして今回最優秀賞となんと学展3年連続の入賞。しかも最上位の賞を受賞、おめでとうございます。
杉野さんは今回初出品での受賞です。こちらも素晴らしい賞です、おめでとうございます!
TOKYO ART BEATに画像入りで審査員のコメントが載っています。
↓
若手作家の登竜門「第73回学展」の受賞作品が決定。8月に国立新美術館で展示
どちらもF100号の大きな絵ですので是非実物をご覧になってください。
第73回学展
国立新美術館 〒106-8558東京都港区六本木7丁目22−2 TEL:03-5777-8600
会期2023年8月10日(木)– 8月20日(日) 10時 – 18時 休館日: 毎週火曜日
表彰式2023年8月12日(土)予定
https://gakutenjapan.com/
さて、そんな嬉しい報告が届いた7月28日(金)、第4回の講評会を行いました。
今回は夏休みに入りまとまった活動時間が取れるので、7月24日(月)~28日(金)モデルさんに来てもらいました。
モデルさんのポーズは20分その後10分休憩、これを繰り返します。部活はお昼までなので9:00~12:00で6ポーズ、これを5日間です。
今回はデッサンでも油彩でもオーケーということにしましたが、1年生は油彩の経験がほとんどなく良い機会なので全員油彩。油彩画の描き方はいろいろあるのですが、大体の流れを理解するようにということで。それと今回は油絵科の受験を考えている3年生向けに「油絵具を早く乾かす方法」を取り上げました。大学受験の実技では1日で描き終えなければならないことがあります。油絵具は本来そんなに早く乾かないのでいろいろと混ぜ物を入れたりするのですが、そのポイントをいくつか。
今回は美術部員24名、進学デッサン組4名の参加でした。
人物はポーズが20分で区切られるせいか、いつもより集中しているように見えます。無機質な石膏像より生身の人の方が描いていて面白いですよね。
3年生のKさんのデッサンです。ふっと力が抜けたような姿勢を良くとらえています。
3年生のMさんの油彩です。自然な色合いが出ていますね。
これは1年生のKさん。素直に人物をとらえています。初めての油彩ですが立派です。
先輩たちの作品を参考にして、色々試してみてください。
次回は静物デッサン、8月3日(木)に講評会の予定です。