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美術部 第72回学展の結果と第5回講評会

第72回学展が8月11日(木)から8月21日(日)に国立新美術館で開催されました。

美術部から6名出品しましたが、2年生の山下乃野葉さんが優秀賞を受賞しました。山下さんは昨年も入賞していますので2年連続の入賞となります。おめでとう!
他には3名が賞候補入選、2名が入選となりました。これらの作品は9月17日の白堊祭文化の部で展示されますのでぜひ見に来ていただければと思います。

さて、美術部は8月19日から活動再開しました。8月21日にはオープンスクールも開催され、たくさんの中学生、保護者の方々が見学に来ていただきました。ありがとうございました!

そして8月24日(水)第5回目の講評会が行われました。



今回は部員11名と進学デッサン組3名参加です。

今回取り上げるのは2年生Aさんのアマゾン。

だいぶ全体の大きな「かたまり」感が出るようになりました。Aさんはこれまで顔のあたりは手が入るのですが、石膏像の端のほうがフワーっと手が抜けるようなところがありました。デッサンは絵を描く練習なんですが、同時にモノの見方の練習でもあります。まずこの「全体をとらえてから細部をとらえる」というのが結構難しいことで、「細部は描いているけど全体がとらえられていない」という状態におちいりがちなのです。今回はその課題を克服できたようですね。それと今回は石膏像の明るい部分に幅が出てきました。面の方向性を意識した鉛筆の動きができるようになってきました。デッサンは同じような練習を何度も繰り返してなかなか結果が出ないけれど、ある時スッとできるようになることがあります。こういうことはスポーツや様々な分野と共通することではないでしょうか。

明日25日から次の課題となりますが、部員は白堊祭に向けた作業でデッサンはパス。進学デッサン組は石膏デッサンになります。


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