7月28日(木)第4回目のデッサン講評会を行いました。
美術部14名と進学デッサン講習会組6名の計20名の参加です。
今回は構成デッサンで「手と紙皿とヒモを組み合わせて、自由にデッサンしなさい。(紙皿とヒモは自由に加工してもよい)」というお題です。
こういうモノをわたされるデッサンは美大系の入試では結構あるのですが、「机に配置して」という制限があったり、今回みたいに「自由に」という場合もあります。どちらの場合も、普通に目の前にセットされたモチーフを描くよりも、構図を決めるのがとても難しくなります。今回のように「自由に」というのはさら難易度があがります。手のポーズだって無限にありますし、それにヒモと紙皿をどう絡めるのか、悩ましいところです。
そんな中で目に付いたのが2年生のNさん。
「自由に」という言葉に影響されたのかもしれませんが、紙皿やヒモがフワフワと浮いた感じの作品が多い中、ヒモをグッと引っ張る感じに力強さが出ていて、手とヒモをうまく使っています。紙皿は手とヒモの動きのある感じと比べると止まった印象になってしまったかな。消した跡が残っていて苦労したみたいですが、こういう試行錯誤は大事ですね、後々に生かせれるのではないでしょうか。
そして29日(金)夏休み前半の活動の最終日ということで大掃除を行いました。
いつも絵具やら鉛筆の粉で汚い床が、ピカピカになりました。
美術部はしばらく夏休みになり、8月19日(金)から再開となります。みなさん良い夏休みを!