7月20日(水)終業式の日、放課後に第3回目のデッサン講評会を行いました。
美術部15名と、美術工芸科の進学デッサン講習会組5名の計20名が参加です。
学展に出品するので油彩に集中したいということで、今回のデッサンをパスした部員もいましたが中々の人数です。
今回は静物デッサン、鳥の剥製とブラシクリーナーのポリタンク、オイルパッドの箱、F15号の木枠、黒いゴムテープ、白い布です。
1年生は今まで石膏像でしたので白いモノばかりでしたが今回は色がありますし、鳥の羽やポリタンクのように質感の違いも描き分けなければいけません。それと木枠のような直線的なモノをまっすぐに描くのも意外と難しいので戸惑っているようでした。
というわけで、今回の高評価は3年生のSさん。モノの色味や質感の違いが丁寧に表現されています。さすが3年生、経験値の違いですね。
3年生と同じ場所で同じモチーフを描くという機会は貴重だと思います。1・2年生は参考にしてもらいたいですね。
前後しますが、7月16日(土)に学展の搬入に行ってきました。今回は、3年2人、2年3名、1年1名、それと陶芸部から1名、立体部門に出したいという申し出がありましたので一緒に持っていきました。
例年はほぼ全員出品するのでちょっと寂しい人数ですが、今年は学展の時期が大幅に変更になったのが大きいですね、1年生にはちょっと厳しい時期かもしれません。
2・3年生の中には他のコンクールに照準を合わせている生徒もいるようです。一昨年学展がコロナで中止になったのがきっかけかどうかわかりませんが、出せるコンクールを生徒達が探すようになりました。とても良い傾向かと思います。
第72回「学展」は、2022年8月11日(木)から 8月21日(日)に国立新美術館で開催されます。
お時間がございましたら是非!
詳細は→https://gakutenjapan.com/
美術部は明日7月21日(木)から第4回デッサン開始、講評会は7月28日(木)。
それと9月の白堊祭に向けた制作とか諸々の企画やら準備を並行して行います。